新年度もスタートし、早一ヶ月。
日々の流れがつかめてきた頃でしょうか?
来月には、
歯科医師臨床研修マッチングプログラムの参加登録がスタートします。
6年生の皆さん、既卒生の皆さん、
準備はお進みでしょうか?
今回は、
「国試に受かっても、研修先が決まっていない!?」
という困った事態を取り上げたいと思います。
毎年必ず寄せられる”まだ歯科医師臨床研修先が決まっていない…”という声
毎年、国家試験合格発表後の3月も終わりごろになると、
JDCnavi事務局には、
という相談が寄せられます。
皆さんご存じのように、
歯科医師国家試験に合格しても、
1年間の歯科医師臨床研修を受けないと
歯科医師にはなれません。
4月1日より始まる歯科医師臨床研修。
その研修先が3月末の時点で決まっていない…、
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
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今回は、
1.歯科医師になるために超えるべき山は、「国家試験」そして「歯科医師臨床研修」
2.押さえるべき「3つのスケジュール」とは?
3.既卒生は研修先選びを特に慎重に!
4.3月になっても研修先が決まっていない方へ
についてお話しします。
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歯学部学生の皆さんが歯科医師になるためには、
「歯科医師国家試験に合格する」こと
そして、
「1年間の歯科医師臨床研修を受ける」ことが必要です。
近年の歯科医師国家試験の合格率は、
新卒は8割ほど、
既卒は4割以下となっています。
(厚生労働省の合格発表)
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2021/siken02/about.html
新卒生でも、2割の人が不合格、
そして、2回目以降の受験でも4割ほどしか受からない、
という数字が出ています。
狭き門ですよね。
国家試験は一発勝負のため、
体調不良などで実力を出しきれなかった人もいるかもしれません。
そして、実力を出し切れない可能性は、誰にでも起こりえます。
(なので、ぜひ最後までお読みくださいね。)
第114回歯科医師国家試験 学校別合格状況
(DES歯学教育スクールのトピックスより転載)
https://www2.tecomgroup.jp/des/topics/