- 研修・就職
- 公開:2022/07/04
- 更新:2022/07/04
【診療技術以外にも注目!】歯科医師臨床研修施設の見学時における3つのポイント
毎年6月、7月には、歯科医師臨床研修施設見学に動いている歯学部学生の方が増えてきます。
つい先日JDCnavi宛てに歯学部4年生の方から、
「施設見学をしたいと考えているが、見学の目的が漠然としているため、このような状況で見学しても得られるものはあるのか悩んでいます」
という問い合わせをいただきました。
このように、
・まだ4年生で実習などを行っていないため見学自体が早いのではないか?
・目的がない状態で見学に行っても、得られるものはあるのか?
と思っている学生の方がいらっしゃるようです。
しかし、施設見学には技術面以外にも見るべきポイントがいくつもあります。
今回は、そのポイントをご紹介します!
《歯科医師臨床研修施設の見学で見るべきポイント》
①職種・人数
施設によって、歯科医師・歯科衛生士・受付・事務と職種や人数などは様々です。
見学した施設は、どのくらいの人数規模でどのような職種がいるのか、確認しておきましょう。
②来院患者の性別・年齢
施設の診療内容や地域によって、来院している患者層も異なります。
診療室や待合室の様子を見学する際は、設備だけでなく患者の性別や年齢層なども見ておきましょう。
③歯科医師と患者のコミュニケーション
診療を行う上で必ず必要となるスキルの一つに「患者とのコミュニケーション」が挙げられます。
治療に関することだけでなく日常会話を織り交ぜることで、患者の緊張もほぐれ、徐々に信頼関係を築くことが
できます。
見学先では歯科医師と患者がどのような会話をしているのか、こっそりと聞いてみましょう。
このように、施設見学では診療技術以外の点が見落とされがちですが、重要なポイントがいくつもあるのです。
施設見学はまだ早いかな…?と悩んでいる方も、上記のポイントを重点的に見るだけでも十分に得られるモノがあると思います。
ぜひ様々な施設を見学して、自身が行きたいと思えるところを見つけてくださいね!