矯正歯科の認定医になるためには、前回紹介した口腔外科と同様に、臨床研修で学び、国家試験に合格し、矯正歯科学会が認めた大学病院や矯正医療機関で5年以上の臨床経験を積む必要があります。
そして、その後日本矯正歯科学会の診査を受け合格することで、矯正歯科認定医の資格を得ることができます。
さらにその後、専門医・指導医という上位の資格が続いているところも、口腔外科とよく似ていますね。
前回のブログはこちらから読めますので比較してみてください。
「JDCnaviブログ はやわかり!3分でわかる歯科医師臨床研修制度」
歯科の専門医になるために! ~口腔外科編~
矯正歯科医師像の求められている姿とは?
矯正歯科では、矯正歯科治療として診療技術を学ぶことはもちろん大切ですが、歯並びや咬み合わせを改善したいと考えている患者さんへ治療方法を説明するコミュニケーション能力も必要になります。
そのため、臨床研修だけでなく、治療計画の作成やプレゼン方法、ビジネスマナーといったヒューマンスキルに力を入れている研修施設を希望する人が多いようです。
また、矯正歯科は小児の治療という印象が強いですが、近頃は大人を対象にした矯正歯科も増えています。
増えているからこそ、「大人の矯正治療を学びたかったのに、小児治療だけだった」ということにならないよう、JDCnaviの施設概要を読み込んだり、実際に見学に行くなど、自分の目できちんと施設を確認して、選んで下さいね。
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