期待する効果

ライフステージの変化に伴い、歯科医療から離れざるを得ない状況を打開する。

対象者

すべての世代の患者さん

内容

患者さんのライフステージの変化に対応するために備えたい設備について

受賞コメント

「患者さんのライフステージに寄り添う歯科医院」を考案しました。
「小さな子どもがいて気軽に外出できない」「高齢で足腰が弱くなり通院が億劫になった」など患者さんのライフステージの変化に対応するとともに、歯科医院に通いにくい事情を抱えている方、歯科恐怖症の方などのニーズにも寄り添った設備を併せ持つ歯科医院です。患者さんがよりリラックスして治療を受けられる工夫が盛り込まれています。

審査員コメント

• 目新しく、アイディアとして面白い。大学病院にもない発想。
• プレゼンも細かく緻密な印象を受けた。
• カームダウン・クールダウンスペースの着眼点がいい。現在空港などにもカームダウンスペースがあり社会に増えてきている。自閉症だけでなく、自分の考えをまとめたい、一人になれる空間（個室）を求めている学生が多い。それらが歯科医院に有る発想がいい。
• 今の社会（どんな人にも）優しく有りたいという考えが、今の世の中にふさわしい。

期待する効果

• クリニックの労働力確保につながる！（常勤の歯科医師やアルバイトの大学院生、さらには将来の働き手となる大学生。）
• 研究職への転職で当クリニックのPRになる！（海外出身の大学院生は国内の大学で重宝される傾向がある。そのため転職した際の宣伝になる。）
• 日本語が話せない患者の確保につながる！（日本へ派遣されている外国人の一部は日本語が話せない。そのため、安心するクリニックがあれば派遣企業は患者を紹介しやすい。また、外国人コニュニティー間でも 話題となり患者間で評判となる。）

対象者

外国で働きたい歯科医師・歯科大学院生・大学生、外国人の患者

内容

国際化が進む昨今、多様な文化やニーズに対応できる国際人材が必要となることが懸念されている。しかしながら、多くの障害（英語でのコミュニケーション、費用、場所、方法）が存在している。そのため、わたくしが考えるクリニックが問題を解決できると考えている。
主な方法としては、日本での英語教育・海外での語学学校や大学院進学プログラムの受講といった英語教育・提携クリニックでの業務やアルバイトを提供・提携大学病院への大学院進学プログラムや専門コースの受講など多くの方法がある。
帰国後は、海外で学んだ知識や技術を次の世代へ教え、それが刺激となり、教育にもつながる。そして、国際人材を育成する環境が自然とでき、よりよい医療従事者を育てる樹形図となる。さらには、患者さんが満足し、医療従事者も満足し、さらに次世代の若手も満足できる国内だけでなく海外にも挑戦できるクリニックを視野としている。

審査員コメント

• 日本の特に地方では外国人診療を行う医療機関が少ないため「外国語を話せること」「外国の診療を知っていること」はニーズがある。
• これからの時代に必要。
• 外国で歯科医療をしたい場合、その国の大学に入りなおし、いちから歯科医師免許をとらなければいけない。制度の壁をどう乗り越えるか。また「患者」にどのように提供して社会貢献するかという視点が盛り込まれていたらもっとよかったと思う。

期待する効果

• 生涯を通して『食べる』楽しみを持ち続けられる。
• 食べたいものをおいしく安心して食べられるようになる。
• 要介護、フレイルの予防になる。
• 「食」から自然な流れで自分の口腔や健康について意識を向けられる。

対象者

いつまでも『食』を楽しみたい方、『食べる』ことで困っている方、通院できる方

内容

おいしく楽しく『食べる』を目標とする歯科医院の設立案。
日本の高齢者率は世界1位であり、今後も高齢者率は上昇すると見込まれている。そのような中で、要介護、フレイルの予防としての立場の歯科医院を作りたいと思った。
そして、『食べる』ことは全世代にとって楽しいことであるため、この「食」を軸として検査から治療、指導までできる場所が必要だと考えた。患者さんが自分の気になることを話せるように、知りたい情報が得られるように、気軽に歯科医院に行けるように、をモットーとして設立案をまとめた。

審査員コメント

• すでに実装されている（食べるをテーマにした歯科医院がある）が「患者」が「どのように歯科医院を利用するか」といった患者目線で、かつ見やすく分かりやすい素晴らしいプレゼン。
• ユニークで、食べるというのが各診療室で広まってほしい。